「世界で最も取引量が多い仮想通貨取引所はどこ?」「流動性が高くて安心して使えるグローバル取引所を知りたい」——そんな疑問にお答えします。漫画投資部ではCoinGecko・CoinMarketCapの公開データを基に、世界の仮想通貨取引所を24時間取引量(スポット+デリバティブ)で独自集計し、ランキングTOP10を作成しました。各取引所のマーケットシェア・ユーザー数・特徴から、日本人が利用する際の注意点まで、2026年3月時点の最新情報をお届けします。
2026年3月時点の取引量ランキング世界第1位はBinance(バイナンス)で、スポット取引のマーケットシェアは約39.2%と圧倒的です。ただし、日本居住者はBinance Japan(バイナンスジャパン)への移行が完了しており、グローバル版は利用できません。日本人が利用可能な取引所で世界最大級なのはBybit(バイビット)で、登録ユーザー数8,000万人超・世界第2位の取引量を誇ります。取引量が大きい取引所ほどスリッページが小さく約定力が高いため、中級者以上のトレーダーは取引量上位の取引所を優先的に検討すべきです。
リラ仮想通貨取引所って世界にたくさんあるけど、取引量が一番多いのはどこなの?
サトシ教授取引量で圧倒的1位なのはBinanceだよ。2017年設立で、今やスポット取引のマーケットシェアは約39%。登録ユーザーは3億人を超えているんだ。
リラ3億人!?それってすごい数なの!でも、日本からは使えないんだよね?
サトシ教授そうなんだ。日本居住者はBinance Japanに移行済みだから、グローバル版は使えない。でも日本人が利用できる取引所の中にも世界トップクラスがあるから、今日はその辺も含めて詳しく解説するね。
リラありがとう!取引量が多いと何がいいのかも教えてほしいな。
サトシ教授取引量が多い=流動性が高いということ。流動性が高ければスリッページ(注文時の価格ズレ)が小さくなって、大口注文でも有利な価格で約定できる。特にデイトレードやスキャルピングをする人には死活問題だよ。
リラなるほど!じゃあランキングを早く見たいの!
サトシ教授OK。まずは取引量でランキングを見る際の基準から説明して、そのあと一気にTOP10を紹介するよ。
CoinGecko・CoinMarketCapの24時間取引量データを2026年3月時点で取得・照合
スポット・デリバティブ別の市場シェアを集計し、月次推移を追跡
CoinGeckoのTrust Score・ライセンス取得状況・過去のセキュリティインシデントを調査
各取引所の利用規約・金融庁の警告リストを確認し、日本居住者の利用可否を検証
仮想通貨取引所の取引量ランキングとは?見方と注意点
仮想通貨取引所の取引量ランキングは、一定期間内に取引所で成立した売買の総額をもとに順位付けしたものです。主にCoinGeckoやCoinMarketCapといった大手データアグリゲーターが集計・公開しています。
ただし、ランキングを正しく読み解くにはいくつかの注意点があります。
スポット取引とデリバティブ取引の違い
取引量には大きく分けてスポット(現物)取引量とデリバティブ(先物・オプション)取引量の2種類があります。
横にスクロールして比較できます →
| 項目 | スポット取引 | デリバティブ取引 |
|---|---|---|
| 取引内容 | 暗号資産の現物を売買 | 先物・無期限契約などの派生商品 |
| レバレッジ | 基本1倍(一部取引所で信用取引あり) | 最大125〜200倍 |
| 取引量の規模 | 市場全体の約30〜40% | 市場全体の約60〜70% |
| 主な利用者 | 現物保有・中長期投資家 | 短期トレーダー・ヘッジ目的 |
| 代表的指標 | 24h Spot Volume | 24h Derivatives Volume |
本記事ではスポット取引量を主軸に順位付けしています。デリバティブ取引量も併記していますが、レバレッジの倍率によって取引量が膨張するため、実態的な「市場規模」を測るにはスポット取引量がより適切です。CoinGecko・CoinMarketCapの両データを照合し、一方に偏らない集計を心がけています。
ウォッシュトレーディング(水増し取引)に注意
一部の取引所では、取引量を意図的に水増しする「ウォッシュトレーディング」が問題視されています。自己売買やボットによる架空取引で取引量を大きく見せる手法です。
CoinGeckoではTrust Score(信頼スコア)を導入し、取引量の信頼性を10段階で評価しています。CoinMarketCapも独自の流動性スコアを採用しており、本ランキングではこれらのスコアが高い取引所を優先的に評価しています。
取引量が大きくても、ウォッシュトレーディングの疑いがある取引所は流動性の実態が伴いません。必ずCoinGeckoのTrust ScoreやCoinMarketCapの流動性スコアを併せて確認しましょう。本ランキングではTrust Score 8以上の取引所のみを掲載対象としています。
リラ取引量って水増しされることがあるの?それだと本当のランキングがわからなくなっちゃうの。
サトシ教授そうなんだ。だからCoinGeckoのTrust Scoreのような第三者評価が重要になる。本ランキングでは信頼性の低い取引所は除外しているから安心してね。
【2026年3月最新】仮想通貨取引所 世界ランキング取引量TOP10
CoinGecko・CoinMarketCapの2026年3月時点のデータを基に、編集部が独自集計した仮想通貨取引所の取引量ランキングTOP10を発表します。
24h取引量 約264億ドル|マーケットシェア 39.2%|登録ユーザー 3億人超
24h取引量 約52億ドル|マーケットシェア 8.1%|登録ユーザー 8,000万人超
24h取引量 約48億ドル|マーケットシェア 7.8%|登録ユーザー 4,500万人超
第1位:Binance(バイナンス)── 取引量・ユーザー数ともに不動の世界No.1
Binanceは2017年にChangpeng Zhao(CZ)によって設立された世界最大の仮想通貨取引所です。2025年末に登録ユーザー数が3億人を突破し、スポット取引のマーケットシェアは約39.2%と、2位以下を大きく引き離しています。
| 設立年 | 2017年 |
|---|---|
| 本社所在地 | アラブ首長国連邦(ドバイ) |
| 登録ユーザー数 | 3億人超(2026年1月時点) |
| 24hスポット取引量 | 約264億ドル(約3.8兆円) |
| スポットシェア | 約39.2% |
| 取扱通貨数 | 400種類以上 |
| 先物最大レバレッジ | 125倍 |
| CoinGecko Trust Score | 10/10 |
| 日本人利用 | 不可(Binance Japanへ移行済み) |
Binanceの強みは圧倒的な流動性です。BTC/USDTペアのスプレッドは主要取引所の中で最も小さく、大口注文でもスリッページがほぼ発生しません。機関投資家向けのサービスも充実しており、2025年には機関投資家のユーザー数が前年比14%増加しています。
Binanceは2023年11月にBinance Japan(バイナンスジャパン)を開設し、日本居住者はグローバル版を利用できなくなりました。Binance Japanは日本の金融庁に登録済みですが、取扱銘柄数やレバレッジはグローバル版と大きく異なります。
第2位:Bybit(バイビット)── 日本人が使える世界最大級の取引所
Bybitは2018年にシンガポールで設立され、現在はドバイを拠点とする取引所です。デリバティブ取引では世界トップクラスのシェアを持ち、2026年3月には登録ユーザー数が8,000万人を突破しました。
| 設立年 | 2018年 |
|---|---|
| 本社所在地 | アラブ首長国連邦(ドバイ) |
| 登録ユーザー数 | 8,000万人超(2026年3月時点) |
| 24hスポット取引量 | 約52億ドル(約7,500億円) |
| スポットシェア | 約8.1% |
| 取扱通貨数 | 700種類以上 |
| 先物最大レバレッジ | 200倍 |
| CoinGecko Trust Score | 10/10 |
| 日本人利用 | 利用可能 |
Bybitはデリバティブ市場で約21%のシェアを持ち、先物取引の24時間取引量は約225億ドルに達します。AIトレーディングアシスタント「TradeGPT」を500万人以上が利用するなど、先進的な機能も充実しています。日本語にも完全対応しており、日本人トレーダーに最も人気の高い海外取引所の一つです。
第3位:MEXC(メックスシー)── 銘柄数世界最多の草コイン天国
MEXCは2018年にシンガポールで設立された取引所で、取扱銘柄3,000種類超と業界最多の品揃えを誇ります。スポット取引のマーケットシェアは約7.8%で、2025年以降急速にシェアを拡大しています。
| 設立年 | 2018年 |
|---|---|
| 本社所在地 | セーシェル(登記) |
| 登録ユーザー数 | 4,500万人超 |
| 24hスポット取引量 | 約48億ドル(約6,900億円) |
| スポットシェア | 約7.8% |
| 取扱通貨数 | 3,000種類以上 |
| 先物最大レバレッジ | 200倍 |
| CoinGecko Trust Score | 9/10 |
| 日本人利用 | 利用可能 |
MEXCの最大の特徴は新規銘柄の上場スピードです。他の取引所に先駆けて有望なアルトコインを上場させるため、早期参入で大きなリターンを狙うトレーダーに支持されています。さらに現物メイカー手数料0%という破格のコスト構造も魅力です。
第4位:OKX(オーケーエックス)── 機関投資家御用達の高機能取引所
OKXは2017年に設立された中国発の大手取引所で、現在はセーシェルに本社を構えています。デリバティブ市場では約12.5%のシェアを持ち、Binanceに次ぐ第2位の位置にあります。
| 設立年 | 2017年 |
|---|---|
| 本社所在地 | セーシェル |
| 登録ユーザー数 | 5,000万人超 |
| 24hスポット取引量 | 約42億ドル(約6,000億円) |
| スポットシェア | 約6.3% |
| 取扱通貨数 | 350種類以上 |
| 先物最大レバレッジ | 125倍 |
| CoinGecko Trust Score | 10/10 |
| 日本人利用 | 不可(日本居住者は登録不可) |
OKXは毎秒2,000万件以上の注文処理能力を持つ高性能マッチングエンジンを搭載しており、機関投資家や大口トレーダーに好まれています。Web3ウォレットやDeFi機能も統合されており、CeFiとDeFiの橋渡し的な存在です。
第5位:Bitget(ビットゲット)── コピートレードのパイオニア
Bitgetは2018年にシンガポールで設立され、コピートレード機能で世界的に知名度を高めた取引所です。登録ユーザー数は1億人を突破し、2026年に入って急成長しています。
| 設立年 | 2018年 |
|---|---|
| 本社所在地 | セーシェル |
| 登録ユーザー数 | 1億人超 |
| 24hスポット取引量 | 約35億ドル(約5,000億円) |
| スポットシェア | 約6.4% |
| 取扱通貨数 | 900種類以上 |
| 先物最大レバレッジ | 125倍 |
| CoinGecko Trust Score | 9/10 |
| 日本人利用 | 利用可能 |
Bitgetのコピートレード機能は世界最大規模で、プロトレーダーの取引をワンクリックで自動コピーできます。また、独自トークン「BGB」の保有で手数料割引を受けられるなど、エコシステムの構築にも力を入れています。
第6位:Gate.io(ゲートアイオー)── 老舗の安定感と豊富な銘柄
Gate.ioは2013年に設立された老舗取引所で、取扱銘柄2,300種類以上とMEXCに次ぐ品揃えを誇ります。CoinGeckoのランキングではスポット取引量で一時世界第2位にランクインするなど、2025年以降存在感を高めています。
| 設立年 | 2013年 |
|---|---|
| 本社所在地 | ケイマン諸島 |
| 登録ユーザー数 | 5,000万人超 |
| 24hスポット取引量 | 約28億ドル(約4,000億円) |
| スポットシェア | 約5.8% |
| 取扱通貨数 | 2,300種類以上 |
| 先物最大レバレッジ | 100倍 |
| CoinGecko Trust Score | 9/10 |
| 日本人利用 | 利用可能 |
Gate.ioは中東地域への積極的な展開が奏功し、四半期取引量が1,200億ドルを超えるなど急成長を遂げています。独自のスタートアップ(新規上場プロジェクト)セクションでは、早期にトークンを入手できるチャンスもあります。
第7位:Coinbase(コインベース)── 米国最大の規制準拠型取引所
Coinbaseは2012年にサンフランシスコで設立された、米国最大の暗号資産取引所です。2021年にNASDAQに上場(ティッカー: COIN)した唯一の大手取引所で、規制準拠の面では他社を大きくリードしています。
| 設立年 | 2012年 |
|---|---|
| 本社所在地 | 米国・サンフランシスコ |
| 月間アクティブユーザー | 5,600万人 |
| 24hスポット取引量 | 約47億ドル(約6,800億円) |
| 四半期取引量 | 約2,340億ドル |
| 取扱通貨数 | 約300種類 |
| 先物最大レバレッジ | 取扱なし(米国規制) |
| CoinGecko Trust Score | 10/10 |
| 日本人利用 | 不可(日本向けサービス終了済み) |
Coinbaseは2024年に総収益62億ドル(前年比113%増)を記録し、業界で最も収益性の高い取引所です。北米の暗号資産取引の41%を占めるなど、米国市場では圧倒的な存在感を持っています。機関投資家向けのカストディサービスも充実しています。
第8位:Crypto.com(クリプトドットコム)── スポーツマーケティングで知名度急上昇
Crypto.comは2016年に香港で設立された取引所で、NBAアリーナの命名権獲得やF1スポンサーなど大規模なマーケティング戦略で知名度を高めました。
| 設立年 | 2016年 |
|---|---|
| 本社所在地 | シンガポール |
| 登録ユーザー数 | 1億人超 |
| 24hスポット取引量 | 約29億ドル(約4,200億円) |
| 取扱通貨数 | 350種類以上 |
| 先物最大レバレッジ | 50倍 |
| CoinGecko Trust Score | 10/10 |
| 日本人利用 | 不可 |
Crypto.comは独自のVisaデビットカード(暗号資産で支払い可能)が人気で、CROトークンのステーキングによるキャッシュバック率アップなど、日常決済と暗号資産を結びつけるサービスに強みがあります。
第9位:HTX(旧Huobi)── アジア市場に強い老舗取引所
HTX(旧Huobi)は2013年に中国で設立された老舗取引所です。2023年にHTXにリブランドし、Justin Sun氏の参画後は新たな成長フェーズに入っています。
| 設立年 | 2013年 |
|---|---|
| 本社所在地 | セーシェル |
| 登録ユーザー数 | 4,500万人超(160カ国以上) |
| 24hスポット取引量 | 約27億ドル(約3,900億円) |
| 取扱通貨数 | 700種類以上 |
| 先物最大レバレッジ | 200倍 |
| CoinGecko Trust Score | 8/10 |
| 日本人利用 | 利用可能 |
HTXはアジア圏、特に中国語圏のユーザーに根強い人気があります。日次取引量が40億ドルを超えることもあり、特にアジア時間帯の流動性には定評があります。
第10位:Upbit(アップビット)── 韓国市場を独占する国内最大手
Upbitは2017年にカカオの子会社Dunamu Inc.が設立した韓国最大の暗号資産取引所です。韓国国内のシェアは約80%と圧倒的で、韓国ウォン(KRW)建て取引では世界最大の取引量を誇ります。
| 設立年 | 2017年 |
|---|---|
| 本社所在地 | 韓国・ソウル |
| 月間訪問者数 | 約860万人(+20.8%増加傾向) |
| 24hスポット取引量 | 約22億ドル(約3,200億円) |
| 取扱通貨数 | 200種類以上 |
| 先物取引 | なし(韓国規制) |
| CoinGecko Trust Score | 9/10 |
| 日本人利用 | 不可(韓国居住者限定) |
Upbitは韓国の「キムチプレミアム」(韓国市場特有の暗号資産価格プレミアム)の発生源としても知られています。規制準拠型の取引所として韓国金融委員会の承認を受けており、信頼性の高さが特徴です。
リラえっ、TOP10の中で日本から使えるのって意外と少ないの!?
サトシ教授そうなんだ。Binance・OKX・Coinbase・Crypto.com・Upbitは日本居住者は利用不可。でもBybit・MEXC・Bitget・Gate.io・HTXは使えるから、選択肢は十分にあるよ。
取引量TOP10を徹底比較|取引量・シェア・手数料・特徴
ここからは、TOP10取引所を一覧で比較していきます。取引量だけでなく、手数料やセキュリティなど総合的な視点から選ぶことが重要です。
取引量・マーケットシェア比較表
横にスクロールして比較できます →
| 順位 | 取引所 | 24hスポット取引量 | スポットシェア | 登録ユーザー数 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | Binance | 約264億ドル | 39.2% | 3億人超 |
| 2位 | Bybit | 約52億ドル | 8.1% | 8,000万人超 |
| 3位 | MEXC | 約48億ドル | 7.8% | 4,500万人超 |
| 4位 | OKX | 約42億ドル | 6.3% | 5,000万人超 |
| 5位 | Bitget | 約35億ドル | 6.4% | 1億人超 |
| 6位 | Gate.io | 約28億ドル | 5.8% | 5,000万人超 |
| 7位 | Coinbase | 約47億ドル | — | 5,600万人(MAU) |
| 8位 | Crypto.com | 約29億ドル | — | 1億人超 |
| 9位 | HTX | 約27億ドル | 3.6% | 4,500万人超 |
| 10位 | Upbit | 約22億ドル | — | — |
TOP10取引所のスポット取引量だけで全体の55%以上を占めており、市場の寡占化が進んでいます。特にBinanceの39.2%という圧倒的シェアは、2位以下の合計にほぼ匹敵する規模です。これはBinanceの流動性がいかに高いかを物語っています。
手数料比較
取引所選びでは取引量だけでなく、手数料(メイカー/テイカー)も重要な比較ポイントです。
横にスクロールして比較できます →
| 取引所 | 現物メイカー | 現物テイカー | 先物メイカー | 先物テイカー |
|---|---|---|---|---|
| Binance | 0.10% | 0.10% | 0.02% | 0.05% |
| Bybit | 0.10% | 0.10% | 0.02% | 0.055% |
| MEXC | 0% | 0.05% | 0% | 0.02% |
| OKX | 0.08% | 0.10% | 0.02% | 0.05% |
| Bitget | 0.10% | 0.10% | 0.02% | 0.06% |
| Gate.io | 0.09% | 0.09% | 0.015% | 0.05% |
| Coinbase | 0.40% | 0.60% | — | — |
| Crypto.com | 0.075% | 0.075% | 0.017% | 0.05% |
| HTX | 0.10% | 0.10% | 0.02% | 0.05% |
| Upbit | 0.25% | 0.25% | — | — |
リラMEXCの現物メイカー手数料0%ってすごいの!タダで取引できるってこと!?
サトシ教授その通り。MEXCはメイカー(指値注文)なら手数料無料だよ。コスト重視の方にはかなり魅力的だね。ただし手数料だけで選ぶのではなく、流動性やセキュリティも総合的に判断することが大切だよ。
デリバティブ取引量シェア比較
デリバティブ(先物)市場のシェアはスポットとは異なる順位になります。先物取引を重視するトレーダーは以下のデータも確認しておきましょう。
デリバティブ市場ではOKXが2位に浮上し、Bybitが3位に入ります。スポット市場で3位のMEXCはデリバティブではシェアが下がるため、自分のメイントレードスタイルに合った取引所を選ぶことが重要です。
日本人トレーダーにおすすめの世界ランキング上位取引所
TOP10の中で日本居住者が利用可能な取引所はBybit・MEXC・Bitget・Gate.io・HTXの5つです。ここでは、トレードスタイル別のおすすめを紹介します。
- デリバティブ重視 → Bybit(世界2位の先物取引量・日本語完全対応)
- 草コイン・新規銘柄狙い → MEXC(3,000銘柄超・メイカー手数料0%)
- コピートレード → Bitget(業界最大のコピトレ機能・初心者でも使いやすい)
- 銘柄の幅広さ+安定性 → Gate.io(2,300銘柄・13年の運営実績)
- アジア時間帯の流動性 → HTX(アジア圏に強い・日本語対応)
- 日本の金融庁に登録された取引所で取引したい方(上記はすべて金融庁未登録)
- 日本円での直接入金を重視する方(国内取引所の方が便利)
- 暗号資産が初めてで不安が大きい方(まずは国内取引所からスタート推奨)
上記の取引所はいずれも日本の金融庁に暗号資産交換業者として登録されていません。金融庁は未登録の海外取引所に対して警告を出しています。利用は自己責任となり、万が一のトラブル時に日本の法律で保護されない可能性があります。必ずリスクを理解した上で利用してください。
リラ金融庁に登録されていないってことは、やっぱり危険なの?
サトシ教授「未登録=危険」というわけではないけど、日本の投資者保護制度の対象外になるのは事実。BybitやBitgetは他国でライセンスを取得しているし、信頼性は高い。でも余剰資金での利用を徹底して、一つの取引所に全資産を置かないことが鉄則だよ。
取引量以外のチェックポイント5つ
取引所選びでは取引量だけでなく、以下の5つのポイントを総合的に判断しましょう。
- セキュリティ体制:コールドウォレット保管率・二段階認証・保険基金の有無
- ライセンス取得状況:複数国の金融ライセンスを取得しているか
- 日本語サポート:サイト・アプリ・カスタマーサポートが日本語対応しているか
- 入出金の利便性:日本円入金の可否・出金速度・最低出金額
- 手数料構造:メイカー/テイカー手数料・出金手数料・資金調達率
2025〜2026年の仮想通貨取引所市場の動向と注目トレンド
仮想通貨取引所の勢力図は常に変化しています。ここでは2025年から2026年にかけての主要な市場動向を解説します。
Binanceの圧倒的優位は続くのか?
Binanceのスポット取引シェアは2024年から2026年にかけて約38〜40%で安定しています。2023年のCZ逮捕・SEC訴訟などの逆風を乗り越え、むしろユーザー数は加速度的に増加しました(2年間で1億人増加)。
しかし、2位以下の取引所も着実にシェアを伸ばしています。特にMEXCは2025年にスポットシェアを大幅に拡大し、Bitgetはユーザー数で1億人を突破するなど、中堅取引所の台頭が顕著です。
DEX(分散型取引所)の台頭
CEX(中央集権型取引所)だけでなく、DEX(分散型取引所)の取引量も急成長しています。Uniswap・dYdX・Jupiterなどの主要DEXの合計取引量は、CEX全体の約15〜20%に達しています。
- Uniswap:イーサリアム上の最大DEXで、月間取引量は約700億ドル
- dYdX:デリバティブ特化型DEXで、機関投資家の利用も増加
- Jupiter:Solana上の最大DEXアグリゲーターで、急成長中
DEXはKYC(本人確認)不要で利用できる反面、フロントランニングやスマートコントラクトリスクなどCEXとは異なるリスクがあります。中級者以上で、DeFiの仕組みを理解している方は併用を検討してもよいでしょう。
規制強化とライセンス競争
2025年以降、各国で暗号資産規制が本格化しています。EUのMiCA規制(暗号資産市場規制)の施行、米国SECの取り締まり強化、日本の改正資金決済法など、グローバルで規制環境が整備されつつあります。
ライセンス取得に積極的な取引所(Binance・OKX・Coinbase等)と、規制の緩い地域に拠点を置く取引所で二極化が進んでいます。長期的には規制準拠型の取引所が生き残る可能性が高く、取引所選びの際はライセンス取得状況を重視することをおすすめします。
上位10取引所がスポット取引量全体の55%以上を占めており、市場の寡占化は2025年以降さらに加速している。規制対応力とユーザー体験の差が、取引所間の勝敗を分ける決定的な要因となっている。
取引量ランキング上位の海外取引所で取引を始める手順
ここでは、日本人が利用可能な世界ランキング上位取引所(Bybitを例に)で取引を始めるまでの手順を解説します。
Bybit公式サイトにアクセスし、メールアドレスまたは携帯電話番号で登録。最短30秒で完了します。
身分証明書(パスポートまたは運転免許証)と自撮り写真を提出。通常15分〜1時間で承認されます。KYC完了で出金限度額がアップします。
国内取引所でBTCやUSDTを購入し、Bybitのウォレットアドレスへ送金します。ネットワーク選択を間違えないよう注意してください。
現物取引・先物取引・コピートレードなど、お好みの取引方法を選んでスタート。初心者はまず現物取引から始めることをおすすめします。
海外取引所への入金は、国内取引所で暗号資産を購入してから送金するのが一般的です。送金手数料を抑えるならXRP(リップル)やSOL(ソラナ)など送金コストの低い通貨を利用し、海外取引所でUSDTに交換する方法がおすすめです。
よくある質問(FAQ)
2026年3月時点で、スポット取引量・デリバティブ取引量ともに世界第1位はBinance(バイナンス)です。スポット取引のマーケットシェアは約39.2%で、24時間取引量は約264億ドル(約3.8兆円)に達します。ただし、日本居住者はBinance Japanへの移行が完了しており、グローバル版は利用できません。
日本人が利用可能な取引所の中で取引量が最も多いのはBybit(バイビット)で、世界第2位にランクインしています。次いでMEXC(第3位)、Bitget(第5位)、Gate.io(第6位)、HTX(第9位)が利用可能です。
取引量が多い=流動性が高いということです。流動性が高ければ、(1)スリッページ(注文時の価格ズレ)が小さい、(2)大口注文でも市場価格への影響が少ない、(3)スプレッド(売買価格差)が狭い、(4)約定速度が速い、といったメリットがあります。特にデイトレードやスキャルピングをする方には大きなアドバンテージです。
はい、いくつかのリスクがあります。(1)日本の金融庁に未登録のため、投資者保護制度の対象外、(2)取引所のハッキングや破綻時の資産保全が不確実、(3)税務申告を自分で行う必要がある、(4)規制環境の変化により突然利用停止になる可能性がある、などです。余剰資金での利用を徹底し、複数の取引所に資産を分散させることをおすすめします。
両サイトは取引量の集計方法やウォッシュトレーディング(水増し取引)のフィルタリング基準が異なるため、数値に差が生じます。CoinGeckoはTrust Score、CoinMarketCapは流動性スコアという独自の信頼性指標を用いています。本記事では両サイトのデータを照合し、より正確なランキングを作成しています。
上位3〜4位はBinance・Bybit・OKXでほぼ固定されていますが、5位以下は月単位で入れ替わることがあります。特にMEXC・Bitget・Gate.ioは2025年以降シェアを急拡大しており、順位変動が激しいゾーンです。最新情報はCoinGeckoやCoinMarketCapで随時確認できます。
はい、大きく異なります。デリバティブ市場ではBinanceが1位(シェア約29%)ですが、2位はOKX(約12.5%)、3位はBybit(約11%)です。スポット市場で3位のMEXCはデリバティブではシェアが低下します。自分のメイン取引スタイル(現物 vs 先物)に応じて適切な取引所を選びましょう。
- 世界1位のBinanceは日本人利用不可、日本から使える最大級はBybit(世界2位)
- 草コイン・新規銘柄狙いならMEXC(3,000銘柄超・メイカー手数料0%)
- コピートレードで手軽に始めるならBitget(ユーザー数1億人超)
- 取引量が多い取引所=流動性が高く、スリッページが小さい
- 海外取引所は金融庁未登録のため、リスクを理解した上で余剰資金で利用
